パソコンの動作が重い…動作がサクサク軽くなる3つの解消法
同じパソコンを長期間使い続けていると、動きが重いと感じる瞬間があるかもしれません。
また、購入してそんなに期間が経過していなくても、重くなる場合もあります。
そんな時には、どうすれば軽くすることができるのでしょうか?
1.コントロールパネルを用いて動作を軽くする
パソコンの初期状態では、見た目を重視するなどして当初から少し重い状態になっています。
ユーザーが独自にカスタマイズをするには、コントロールパネルから設定を変更する必要があるのです。
まずは「スタート」から「コンピュータ」を開いて、「システムのプロパティ」をクリックします。
すると左側にメニューが表示されますので、そこから「システムの詳細設定」を選択。さらに「ユーザーアカウント制限」警告がもし表示されたら「続行」をクリックします。
スポンサーリンク
「システムのプロパティ」をクリックしたら別画面が表示されますので、「詳細設定」タブを選択後、パフォーマンス欄の右側にある「設定」ボタンを選択します。
「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れて項目のチェックがすべて外れたことを確認して「OK」を選択します。
これによって、見た目などがシンプルになってパソコンの負担が軽減されます。
2.パソコンが勝手に起動するシステムを無効にする
パソコンは、ユーザーが何をしなくても隠れてシステムが起動しています。それらがパソコンが重い原因とも考えられます。
その中でも容量が多いと考えられているのが、「自動復元」です。
定期的にOSの自動機能が標準状態では発生するので、それを無効化することで重い状態が回復される可能性があります。
スポンサーリンク
まずは「スタート」から「コンピュータ」を選び「システムのプロパディ」を選択します。
そして「視覚効果の設定」を選んで「システムの保護」をクリックします。
そして「システムの復元を無効にする」をクリックして「適用」と「OK」を選択していきます。
3.電源管理を最適化させて重い状態を解消する
電源はデフォルトの状態では「省電力優先」状態になっています。
それをパフォーマンス優先に変更するだけで、動作はかなり軽くなる可能性があります。
まずはホーム画面の左下にある「スタートボタン」をクリックして「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」をクリックします。
そして「電源オプション」を選び、「高パフォーマンス」をクリックすれば完成です。
パソコンが遅い場合には再起動を実施してみる
パソコンは起動をしていると、内部では常に情報整理をしています。そして物理メモリをどんどん使っていき、動かせる容量が少しずつ減少していきます。
すると、当初はスルスルと動いていたソフトも、次第に動きが遅くなるという具合に悪化していきます。
スポンサーリンク
それらを解消するためには、一度電源を切り再起動を行います。
すると物理メモリは一旦消去されますので重いと感じていた動作も軽くなります。
それだけじゃなく、簡単なトラブルなどは、再起動をすることでほとんど解消されます。
パソコンの無駄なソフトを終了する
メモリ容量が少ないと、ちょっとした動作で動きが遅いと感じます。
それを解消するには、使用していないソフトを終了させる必要があります。
ホーム画面の一番下にある、タスクバーを右クリックして動いているソフトを終了させましょう。
スポンサーリンク
場合によっては再起動を促される場合もありますが、その時はその指示に従います。
また画面右下にあるインジゲーターの「△」をクリックしてみると常駐しているアプリケーションを見ることができます。
アイコンを右クリックして「終了」を選択することで、常駐アプリを終了できます。
知らないところで、パソコンは複数のソフトなどを起動していますので、意味が無いと判断したならばすぐに終了して動作を軽くさせましょう。
ハードディスクやパソコン本体の寿命という考え方も
パソコンの動きが遅いと感じた場合、多くの原因が寿命という場合もあります。パソコンの寿命は電源を付けている時間に比例するといわれています。
たとえば、標準的なノートパソコンの場合は7時間稼動して6年の寿命という設定になっています。
これで分かるように、もし長期間同じパソコンを使っている場合には、ハードディスクやパソコン本体が寿命なのかもしれません。
すると当然パソコンの動作は遅いと感じるでしょうから、買い替えや内部機器の交換を考えてみましょう。
パソコンが重い場合に効果が見込める簡単なシステム設定は色々と用意されています。
ここで紹介した方法は、比較的簡単に行えるので参考にしてみてください。