sdカードを認識しない場合に確認したい4つのポイント
音楽や画像、動画ファイルを入れるのに役立つsdカード。
以前に比べればはるかに多くの容量を保存することが可能となりました。
そんなsdカードですが、大切なデータが入っているのにパソコンやデジカメに入れても認識しない事態になったら、かなり焦りますよね。
そんなときは、どんな対応をすればよいのでしょうか?
sdカードを認識しない理由
sdカードを接続したけど、まったく認識してくれない場合は接続した機器によって原因が異なる場合が考えられます。
パソコンとデジカメの2つに分けて、認識しない原因とその対策方法が異なるので、その別々の観点から内容をしっかりと把握する必要があるでしょう。
sdカードの接点不良が一番多い原因
sdカードをパソコンに接続した際に認識されなかった場合に考えられる原因で、一番多いのが「接点不良」です。
つまり接続不良ということでUSBカードの接続端子部分や、sdカードの接続端子部分に汚れや接点の摩擦が発生したことで起こると考えられます。
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接点不良に関しての対策は、何度か抜き差しを行ってみることです。
こうすることで、汚れが自動的に取れて接触が良くなる場合がありますが、この方法は一時的なものですぐに接触不良を引き起こして認識しなくなるでしょう。
そのため最近は「接点回復剤」という専用のスプレーを使ってクリーニングをするのが良いとされています。
使い方は簡単で、ティシュでこよりを作って、接点回復剤を塗布して、各接点部分を拭うようにして拭き取ります。
USBの電力不足で認識しないことも
sdカードをパソコンのUSBカードリーダーに差し込んで利用する人も多いでしょう。
この際に認識しない場合は、USBの電力不足が原因だと考えられます。
カードリーダーは、バスパワーで動作しています。
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バスパワーはコンセントから直接電源が供給されているわけではなく、周辺機器から(この場合USB)電力を受けて活動をしていますので、電力不足で機能停止することは珍しくないのです。
一時的な機能停止であれば、USBを繋ぎなおしたり、パソコンを再起動するなどして復帰できます。
もしバスパワー不足で認識しないのであれば、通常のsdカード差込口からカードを差し込んで実行するようにしましょう。
sdカードの故障も考えられる
sdカードリーダは精密機器なので故障することはいくらでもあります。
差し込んでも認識してくれない場合は、単に故障しているだけかもしれません。
それを確かめるには、デバイスマネージャーを開いてカードリーダー等に「?」や「!」アイコンが無いかどうかを確認してみてください。
必要な情報が入っていないと認識しない
デジカメなどの機器をUSBケーブルにてパソコンに接続したけど、そのデバイスを上手く認識してくれない場合もあるでしょう。
そんなときに考えられるのは、デジカメのデバイスドライバーがインストールされていないという問題です。
はじめてデジカメやその他デバイスをパソコンに接続した際、パソコンの画面で正常に作業できるように、必要な情報のインストールが始まります。
ほとんどの場合自動で行われるのですが、なんらかの不具合でインストールが行われなかった場合、デジカメを認識してくれません。
このときの解決方法は、もう一度デジカメをパソコンに接続してみましょう。
するとインストールするかどうかの確認画面が出ますので、そこで「OK」などをクリックするとインストールが始まり、認識してくれるようになります。
sdカードを認識してくれないのは、ちょっと焦りますよね。
接点不良や必要な情報がインストールされていないという原因が多いようですので、これらをしっかりと確認いておきましょう。